キャリアパスで考えていること
例によって、実務未経験エンジニアがプロ入りを目指す等身大のブログなので、「こういう考え方をするやつもいるのか」程度のスタンスで読んでもらえると適切だと思います。
それから、転職も成功していない素人なので、このブログに書いてあることは鵜呑みにしないように。
間違ってることとかあれば、ぜひご指摘賜りたいです。よろしくお願いします。
そもそも実務未経験者がエンジニアとして採用されるための要件
エージェントや採用面接者、勉強会参加者から伺った話を総括しつつ、自分のキャリアパスを検討していきたい。
とはいったものの、採用されるためにすべきことは非常にシンプル。
プロダクト・サービスを自作する
そんなのどこのツイートでも言ってる、と思うかもしれないが、リアルで会った人20人くらいにも同じことを言われまくった。
現状の就活実績はこうだ。
- エージェント経由で20社応募
- 履歴書等で説明した自分の現状Java,JS,HTML,CSS,Pythonの基本的な文法は理解している。簡単なwebサイトなら作れる。自作プロダクトを作ったとは書いていない。
- 3社のみ面接通過(内訳:セキュリティメイン受託20人企業,データ分析受託40人企業,Web受託200人企業)
- 1社は希望年収が高すぎるとして不採用。東京の会社で、下限400万を希望した。
- 残りは2次面接待ち
3社面接したけど、全面接官から自分で作ったものがあるかどうかを聞かれた。
自作中と返答したところ、代わりにどんな方法で独学をやっているかを聞かれるなどした。
勉強会に参加していることや、キャリアビジョンがあってそれを踏まえて学習していることを話すと悪くない反応だった。やはり考えているだけではなく、行動していることを求められる。
ちなみに、
自分が学習している言語と、会社で扱っている言語は一致していなくても良いとどこに行っても言われる。自分で勉強して、一つのプロダクトを作ることができるかどうかを見られるとのこと。ただし即戦力性を求められるスタートアップではそうでは無いことが多い。Wantedly等を見る限り。ただ、現状の勉強状況を話したら「うちに来ないか」と声をかけてくれるスタートアップさんもいらっしゃった。
自分の4つの選択肢
前提
自分には作りたいプロダクトがある。自分の今の技術力では困難であり、独学でやるのは時間がかかり過ぎると思うので就職しながら技術を身につけていったほうが早いのではないかと思っている。プロダクトによる社会問題の解決が重要だと思っているので、起業にはこだわっていない。自分の作りたいプロダクトの先行者がいるならその一員になるのでも構わない。
ここからはキャリアパスの選択の話になるので、それぞれフロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア(バックエンドエンジニアという表現をあまり見かけない)、加えてデータサイエンティストの道のうち、どれを歩もうか悩んでいる人の判断材料になるかもしれない。今回セキュリティエンジニアについては個人的な理由でカバーしていない。申し訳ない。
ただし、自分が何を作りたいのか、ということを考え抜いた上でどの事業の、どの分野のエンジニアになるのかを決めることが最重要だと思われる。生き残っていけるor作りたいものが作れるエンジニアになるなら、社外の自己学習は当然だそうで、それは好きじゃないと続かないだろう。
私が後述のような検討の仕方をしている理由は以下の通りだ。
- どの分野にも共通およびそれぞれの開発が好きな理由があるので、どの分野にいっても自己研鑽は勝手にしそう。
- 最も重視しているのは、将来プロダクトを使って問題解決すること。どの技術を使いたいかよりも、プロダクトを生み出して世間で運用することに眼目がある。
- 将来のプロダクトを最もよい品質で、高速に仲間と作るには、自分に最適な分野で開発を担当すべきだ。しかしその適性は実務レベルで経験しないと分からないと判断した。
むしろ作りたいものが明確で、自己学習が止まらないようなタイプの人なら、こんな記事は読んでないだろうし、こんな忠告は不要だと思うけど。
キャリアパス | メリット | デメリット | 他の個人的な要素 |
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サーバーサイドエンジニアフロント独学 (フロントエンドエンジニアへ転職) 自作プロダクトを作って起業or先行者の一員となる。 |
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フロントエンドエンジニアサーバーサイド独学 自作プロダクトを作って起業or先行者の一員となる。 |
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データアナリストフロント独学 (フロントエンドエンジニアに転職) 自作プロダクトを作って起業or先行者の一員となる。 |
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独学でプロトタイプ作って、自社開発の企業に持ち込んで、僕とプロダクト併せて採用してもらう。or起業する |
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※そっくりそのまま活かせるとは限らない。知識の関係性が深いので、理解しやすいとか、活かしやすいとか、それくらいのレベルになるだろう。
ちなみに、どの経路でエンジニアを目指すにせよ、
- 物事の構造を見抜いたり理解するのが好き。具体的には、ライブラリの仕組みを知るのとか好き。
- 知能を拡張したり、自分の弱点を補って、さらに世界を見通せるようになることがワクワクする。例えば自分は暗記が得意では無いので、外部記憶を使って、思考活動に専念できるようになるなど。
- 新しい技術を使って、生身ではできないことをできる。魔術師になっているようで楽しい。
というベースの楽しみ・価値観があるので、どのエンジニアになっても勝手に自習すると思う。
UXデザインも(軽く)携われるフロントエンドエンジニアを目指したい気持ちになってきているが、現状その選択肢は手に入れられていない。継続して転職活動をすることになるだろう。
表見にくいな。。。また修正を検討します。コメントもお待ちしてます。